血圧改善体験記 – 私がブログを立ち上げたきっかけ
このブログを訪れていただき、ありがとうございます!
「血圧健康ライフ」サイトの管理人の、ホコタテと申します。
このサイトに訪れてくれた方は、少なくとも「高血圧」に何かしらの興味がある人だと思います。
- 高血圧の薬を飲み続けることに不安がある。
- 降圧剤を飲まずに高血圧を改善したい。
- 降圧剤の副作用に不安があるけど、飲み続けて大丈夫だろうか?
- 食事で高血圧は改善することはできないか?
- 高血圧は一生治らない病気なのか?
サイトを立ち上げた本当のきっかけ
私がこのサイトを立ち上げるきっかけになったのは、父の「動脈瘤」が食事療法によって改善されたことがきっかけです。
父はもう、20年以上も高血圧で、病院から処方された降圧剤を飲んでいました。そして、ある日突然、腹部大動脈瘤が破裂してしまい、救急車で緊急輸送されたのです。
その数日前に、
「定期健診のレントゲンで初めて動脈瘤らしきものがある」
と、かかりつけの医師から告げられました。しかし、その時はまだ、
「破裂する大きさではないので心配ない、早めに専門医で検査した方がいい」
と言われただけでした。
動脈瘤が破裂したのは、その数日後の出来事です。
「致死率は90%」父の腹部大動脈痕破裂
腹部大動脈瘤は、破裂すると致死率は90%、緊急搬送されて手術したとしても、救命率は50%という怖い病気です。
あの石原裕次郎も、動脈瘤破裂で亡くなったことは有名ですね。司馬遼太郎も腹部大動脈瘤の破裂で命を落とした有名人です。
私の父の場合、破裂して手術して初めて、腹部大動脈瘤だと気づいたというのです。
そうなんです。腹部大動脈瘤の場合、本人に自覚症状がほとんどないのです。
そして、ある日突然破裂して、帰らぬ人となってしまうのです。
私の父の場合、背中側に破裂したため、幸いにも命は救われました。もし、心臓側へ破裂していたら、ほぼ助からなかったらしいことを、後で医師から聞きました。
そして、その破裂から四年後、二回目の腹部大動脈瘤の破裂が起こったのです。この時は、以前から動脈瘤があることがわかっていたので、定期的にレントゲン検査を受けて、進行を確認していました。
その時はまだ破裂する大きさまで達していないにも関わらず、ある日突然破裂が起こったのです。
医師の話によると、お風呂上りに破裂が起こったので、入浴で血圧が急激に上がったのではないか?とのことでした。
さすがに本人も、もし二度目に破裂したら助からないだろうと覚悟していたようですが。。
この時は、何故か破裂してから血液の漏れが止まっていたみたいで、無事に緊急手術で助かったのです。しかし、この手術は一回目の手術よりもかなり難しい手術となりました。
手術の前に主治医の先生から説明を受けたときは、破裂した箇所が特定できないため、本来は開腹手術になるけれど、高齢であるということと、体への負担が大きすぎるため、本来適応外の「ステントグラフト手術」にした方がいいということでした。
ステントグラフト手術はほぼ9割以上の確立で成功する手術なのですが、父の場合は動脈瘤がある箇所が広範囲であることと、曲がった箇所にできているということで、適応外になるとのことでした。
この「ステントグラフト手術」は、いわゆる“血管内治療”になります。ステントグラフト(金属バネ付きの人工血管)の入ったカテーテル(細い管)を患部まで挿入して、こぶ(動脈瘤)の場所にステントグラフトを留置します。
手術は無事に成功しましたが、本来は適応外の処置であるため、今後また血液が漏れる可能性があるとのことでした。今回は“命を救うための処置”でしたので、動脈瘤の処置は完全ではないということです。
今後は一ヶ月毎にレントゲン検診で様子を見て、三ヶ月後にCT検査をする計画となりました。
さらに驚いたのは、今回の動脈瘤のまだ下の方に別の動脈瘤があるということです。
その時の主治医の説明では、下にある動脈瘤も処置しないといけないため、三ヶ月後のCT検査の結果で、特注の人工血管をオーダーしなければいけないだろう。とのことでした。
手術は成功したけれど、まだまだ安心できない状態ということです。
降圧剤に対する疑問
それからは、血圧を極力下げなければいけないということで、血圧のコントロールをするため、ほぼ一ヶ月ほど入院をしていました。もちろん血圧のコントロールは薬によるものです。
幸いにして、父は心拍数が低いため、よく効くという降圧剤は処方されなかったのですが、それでも数種類の降圧剤や利尿薬が処方されることになりました。
本人も、「こんなに薬を飲んで大丈夫だろうか?」という不安はあったようです。
食事療法で血圧を改善する
なるべく食事療法で血圧を安定させることはできないものか?と、効果が期待できそうな方法を色々と調べました。そして、退院してからは食生活を改善することを優先して行うことにしたのです。
ほぼ一ヶ月も入院生活が続いたため、足腰がすっかり弱ってしまい、運動は当分無理な状態でしたので、食事で改善していくしかありませんでした。
この間、実際に行った食生活のテーマは、腸内環境を整えて「免疫力を上げる」ということです。
そして、いよいよ手術から三ヶ月経った、CT検査の日がやってきました。
結果は、「下にあった動脈瘤がかなり小さくなって、血管の状態も良くなっている」とのことでした。これは医師も予想していなかった好結果でした。
そして、この状態なら必要以上に血圧を下げる必要もないし、当初計画していた次の手術もする必要がないとのことでした。これには本人も家族も大きく安堵しました。
食生活を変えれば、改善される
実は、三ヶ月前の手術後の説明の時、私は主治医に「免疫力を上げて血管の状態を改善することはできないのですか?」と尋ねました。
その返答は、「免疫力とかは関係ないです。一旦できた動脈瘤を小さくすることは無理でしょう」だったのです。
しかし、今は確信しています。「食生活の改善で動脈瘤は小さくなるし、血管の状態も良くなる」ということです。
これは私が実際、父の病状を見てきて実感した事実です。
自分の病気を治すのは医者でも薬でもありません。自分自身なのではないか、と思います。そして、医者には治らないと言われた病状も、必ず改善させる可能性はあると思っています。
自分の中に備わっている、回復する力、「免疫力」を上げることで、改善できるということを目の当たりしたからです。
この実体験を用いた経験は、同じ悩みや不安を抱えている人にも知って欲しいと思いました。これが、このサイトを立ち上げたきっかけです。
人間は本来、病気になるようにはできていないのです。人間は元々、病気にならないようにできているはずです。
このサイトの情報が、少しでもあなたの不安や悩みを解決するきっかけになれば幸いです。