甘酒で血圧が下がる?!ポイントは温度と時間


甘酒は、古くから“飲む点滴”として親しまれてきた、健康効果の高い飲み物です。
近年では、高血圧予防にも優れた効果があることがわかってきました。

今回は、甘酒の血圧を下げる効果と、効果的に飲むためのポイントを詳しく紹介します。

甘酒の血圧を下げる効果

最近のテレビ番組では、健康をテーマにしたものが多くなってきましたね。
そんな中、甘酒の血圧を下げる効果について、名医が紹介していた番組がありました。
『林修の今でしょ講座』という人気番組で、「名医が勧める甘酒の効果がすごい!」というテーマで、以前放送していたものです。(2016年3月15日放送)

その中で、現役で活躍中の医師が、甘酒の血圧を下げる効果について、詳しく説明していた内容を紹介します。

血圧を下げるには「米麹の甘酒」

甘酒には2種類あるのをご存知でしょうか?

甘酒は独特の味と香りがあるので、苦手だという人もいます。しかし、そのほとんどは「酒粕(さけかす)」から作る甘酒の印象が強いようです。
一般的によく売られているものは、酒粕から作られる甘酒が多いですが、「米麹(こめこうじ)」から作る甘酒もあります。

甘酒には2種類ある

  • 酒粕(さけかす)から作る甘酒
  • 米麹(こめこうじ)から作る甘酒
今回、血圧を下げる効果で紹介されていたのは、「米麹から作る甘酒」です。

米麹から作る甘酒は、ノンアルコールで砂糖も入っていません。麹と水を混ぜて発酵させて作られるので、ビタミンやアミノ酸の他にも100種類以上もの酵素が含まれています。
そのため、滋養豊富で健康や美容にも嬉しい効果がたくさんあります。

参考書籍:「酵素いきいき生甘酒」

甘酒のペプチドが血圧の上昇を抑える

米麹から作る甘酒には、「ペプチド」と呼ばれる成分が含まれています。そのため、血圧の上昇を抑える効果が期待できます。

米麹から作る甘酒の効果

  • 甘酒に含まれる「ペプチド」が血圧上昇を抑える。
血圧が高くなる原因の一つに、血液中のホルモン「アンジオテンシンⅠ」が、有害なホルモン「アンジオテンシンⅡ」に変化することがあります。
「アンジオテンシンⅡ」には血管を収縮させる作用があるため、尿から塩分がうまく排出されずに血液中に溜まってしまいます。その結果、血圧が上昇することになります。

有害なホルモン「アンジオテンシンⅡ」に変化する原因には、ストレスや肥満が関係しています。
ストレスや肥満などがあると、「ACE(エー・シー・イー)」という酵素が活発になり、「アンジオテンシンⅠ」と結びつき、有害なアンジオテンシンⅡの発生が起こります。

血圧が上昇する原因

  • 「ACE」と「アンジオテンシンⅠ」が結びつくことで、有害な「アンジオテンシンⅡ」が発生して血圧が上昇する。
ペプチドには、ACEとアンジオテンシンⅠが結びつくのを防いで、有害なアンジオテンシンⅡの発生を抑える働きがあるのです。
そのため、甘酒を飲むことでペプチドの効果によって、血圧の上昇を抑えることができます。

ペプチドの血圧上昇を抑制する効果

  • ACEとアンジオテンシンⅠが結びつくのを防いで、有害なアンジオテンシンⅡの発生を抑えて血圧の上昇を抑制する。

甘酒の血圧を下げる効果的な飲み方

そこで、甘酒を効果的に飲むポイントを紹介します。

甘酒には様々な栄養成分が吸収されやすい形で含まれています。しかし、カロリーもあり、甘酒に含まれる栄養成分は非常に繊細です。
そのため、甘酒の効果を期待するには、「温度」と「時間」に注意して飲むことが大切です。

参考:東京女子医科大学 内科学(第二)講座、主任教授 市原淳弘先生のコメントより

甘酒を飲むポイントは「温度」と「時間」

甘酒は高温で温めると、含まれている消化酵素の働きが弱まります。
消化酵素とは、食べ物を体の中で消化しやすいように分解してくれる働きを持つ酵素です。

60度を超えると、酵素の活性が失われてしまいます。そのため、60度以上で温めないように注意して、常温もしくは冷やして飲むようにします。

甘酒を飲む「温度」

  • 常温もしくは冷やして飲む(60度以上で温めない)
また、血圧を上げるホルモンは日中によく働きます。そのため、高血圧の予防には午前中に甘酒を飲むのがおすすめです。
糖類が含まれるため、空腹時を避けて飲むようにするといいでしょう。

甘酒を飲むタイミング

  • 高血圧の予防には朝、甘酒を飲むのが効果的
  • 空腹時を避けて飲む

甘酒にショウガで高血圧を予防

更に、高血圧を予防するためには、甘酒にショウガを入れて飲むと効果が更に高まります。

ショウガにはジンゲロールなどの辛味成分が含まれています。「ジンゲロール」には、抹消の血管を開いて血流を良くして血圧を下げる効果が期待できます。

また、ショウガの皮には「シンゲロン」という成分が含まれていて利尿作用があります。そのため、尿で塩分を排出することで血圧の上昇を抑えることができます。

甘酒を飲む時に、ショウガを皮ごとすりおろしたものを加えるようにすると、血圧を更に上げにくくする効果が期待できます。

甘酒とショウガで高血圧予防が高まる

  • 甘酒に皮ごとすりおろしたショウガを加えて飲むと更に効果的
いくら効果があるからといって、飲み過ぎると糖分の摂り過ぎになってしまいます。
1日に200ml程度までを目安にして飲むのがいいでしょう。

どれくらいで効果がわかる?

ただし、甘酒は薬ではないので、すぐに血圧を下げる効果があるわけではありません。
継続して飲み続けることで、その効果が期待できるものです。

人によって、早い人で3ヶ月くらい、遅い人で半年くらいで効果が現れるようです。

甘酒の効果が現れるのは?

  • 3ヶ月〜半年くらいで効果が現れてくる
食後に甘酒を飲む習慣をつけて、最低でも3ヶ月は続けてみるようにすると、効果が現れてくるのではないでしょうか。

高血圧を予防するためには、毎日の食生活が大切になります。日頃から、血圧を下げるのに効果的な食べ物を積極的に摂り入れる心がけが必要です。

こちらの記事では、高血圧予防に効果的な「血管に良い食べ物」を紹介しています。食事を作る際の参考にして下さい。

また、日頃は仕事が忙しくて、なかなか自宅で食事をするのが難しい人もいるようです。
外食やコンビニ弁当が多くなると、栄養が偏るのが心配ですね?

そんな人には、手軽に必要な栄養を摂取できる方法として、サプリメントがおすすめです。

こちらの記事では、血圧を下げるためのサプリメントとして、おすすめできる商品を厳選して紹介しています。サプリメントを検討される際の参考にして下さい。

最近、健康効果が注目される甘酒ですが、その効果が期待できるのが「米麹の甘酒」です。
是非、高血圧予防に飲む習慣をつけてみてはいかがでしょう?


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