寒い冬、血圧を上げないための10のポイント

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寒冷は血圧を上げる要因となるため、普段から血圧が高い人は、冬は特に注意が必要となります。

そこで、寒くなる冬に気をつけたいポイントをまとめてみました。これらのポイントを参考に、普段の生活の中で血圧を上げない工夫をするようにして下さい。

寒い時期に、血圧を上げないためのポイントとは?

  1. 急に寒い所へ出ないこと
    冬は暖房で部屋の中が暖められています。そこから急に寒い屋外へ出ると、血圧が上昇してしまいます。
    部屋から外へ出る時には、外気との温度差を防ぐため、しっかりと防寒をしてから出るようにしましょう。決してそのままの服装で出かけないことです。
  2. 外出時は、防寒に細心の注意を払う
    外出する時は、帽子やマフラー、マスク、手袋などを着用して、十分な防寒をするようにして下さい。ただし、あまり厚着しすぎると、重さで疲労を倍増させてしまいます。最近は軽くて保温性の高い衣類などがありますので、そういうものを取り入れるのもおすすめです。
  3. 屋外での電車の待ち時間などに気をつける
    屋外でバスや電車を待つこともあると思います。そういう時は、じっとしていることで体が冷えて外気との温度差が広がってしまいます。小刻みに体を動かすなどして、体温を上げるようにすると良いでしょう。短時間のことだからと、油断するのは禁物です。
  4. 寝る時は寝室を暖かくする
    夜間は室内でも急速に冷え込んできます。寝る前には寝室や寝具を暖かくしたり、保温性のある寝間着などを着用するのが良いでしょう。
  5. 朝、目覚めてもいきなり起き上がらない
    冬の早朝
    は、普通の人でも血圧が高くなりがちです。朝は目覚めてもすぐ起き上がらないことです。布団の中でゆっくり体を動かしたり、部屋を暖めてから、ゆっくりと起き上がる習慣をつけましょう。
  6. トイレや洗面所へ立つ時は注意
    部屋は暖房が入っていても、トイレや洗面所は暖房圏外となることが多いです。トイレや洗面所に立つ時には、上着など厚着をする必要があります。
  7. 夜間のトイレに注意する
    高齢者の人など、夜間トイレに立つことがあるかと思います。暖かい寝床から冷えたトイレへ行くことで、急激な血圧変動を起こす危険性があります。
    なるべく夜間のトイレは避けるのが望ましいですが、避けられないこともあるでしょう。そういう場合は、小型の暖房をトイレに設置するなどの工夫をすることです。
  8. 入浴する時は注意する
    冬のお風呂場も血圧の変動を生じやすい場所です。入浴時には、前もって脱衣所や浴室を暖めておく必要があります。また、お風呂から出た後も、なるべく温度差を感じないよう、脱衣所に暖房器具などを設置するといいでしょう。
  9. 朝の洗顔は冷たい水を使わない
    大気だけではなく、水の冷たさにも注意が必要です。朝起きて洗面する際には、冷たい水ではなく、温水を使うようにしましょう。
  10. 炊事で急に冷たい水に手を入れない
    急に冷たい水に手を入れると、血圧が上がってしまいます。洗濯や炊事の時にも、冷水を使わずに温水を使用するようにしましょう。

室内との温度差が大きくなりがちな冬は、特に寒さから身を守る工夫が必要となります。少しのことだからとめんどうがらずに、実行していくことが大切です。

冷暖房の効き過ぎに注意する

現在では、デパートや喫茶店など、外のお店だけではなく、どこの家庭でも冷暖房が普及しています。機能性が高まった電化製品のおかげで、たまに暖房が効き過ぎて暑いくらいの時もありますね。
そこで、高血圧の人が注意しなければいけないのが、急激な気温の変化です。充分に暖かい場所から、外の冷気に触れることで、血圧は上昇してしまいます。

また、体が暖房などに慣れてしまうこともあります。冷暖房の設定がだんだんエスカレートしていき、外気との温度差を知らず知らずに大きくしてしまっていることもあります。
室内では温度計などを設置するなどして、室温を一定に保つようにするといいでしょう。また、暖房が効き過ぎた場所では、薄着になるなどして、外気との差をなるべく小さくする工夫も必要です。

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