見落としがちな減塩 – 調味料が血圧を上げる?!


塩分

高血圧の人にとって、食事の際に気になるのが塩分ですよね。
味付けを薄くしたり、外食を控えたりして塩分の摂取をなるべく少なくするよう気をつけている人も多いでしょう。

外食を控えると、当然家庭で食事をする頻度が高くなるわけですが、そこで気をつけたいのが調味料です。

塩分を含んでいるのは塩やしょう油だけではありません。一般の家庭でよく使われている調味料も、血圧を上げる原因になるものがあるのです

血圧を上げる「隠れナトリウム」に注意!

血圧を上げる要因になる塩分ですが、化学式はNaCl(塩化ナトリウム)です。
人間の舌はCl(塩素)によって塩気を感じるため、この塩気が血圧を上げる印象ですが、実はそうではありません。

血圧を上げる原因はNa(ナトリウム)のほうにあるのです。そして、このナトリウムを多く含む調味料が、一般家庭でよく使われているのをご存知ですか?

血圧が上がる原因は「うまみ調味料」だった!

食事

塩分の摂取を減らそうとして、化学調味料を増やしていませんか?

一般でよく売られている固形や粉末状の「ダシ」がまさにそれです。これらは「うまみ調味料」として、調理に使うことで簡単にうま味をつけることができるとして、よく家庭でも使われています。

実際にスーパーなどでも、様々なメーカーから簡単で便利に使えるよう、液体や粉末になったダシが多く売られています。これらのうま味調味料の「うま味」の元となっているのが、「L-グルタミン酸ナトリウム」です。

更には、それらを作る製造過程では「D-グルタミン酸ナトリウム」が発生して含まれているのです。
この物質は、摂りすぎるとナトリウム過剰で血圧を上げることになります

これについて、意外と知らない人も多いようです。せっかく塩分を減らして調理しているのに、ダシの使い過ぎで効果が得られないという場合があります。

塩分を減らそうとして、ダシなど化学調味料を使い過ぎる

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化学調味料に含まれるナトリウムが血圧を上げて逆効果に!

実際に私の両親も、以前はこのような知識が無かったため、うまみ調味料を使い過ぎていたのです。しかし、当の本人たちは薄味にして塩分を控えているつもりでした。

こうした知識を持っているかいないかで、体の健康には大きく影響してきます。特に、食事など生活習慣で病気を改善していく上では、正しい知識が必要となります。

血圧を上げないための調味料の選び方

買い物

血圧を上げないためには、調味料選びは重要な課題。

塩分制限をしたり食生活で高血圧を改善するためには、調味料選びは重要です。
いくら野菜や血圧を下げる作用のある食物を摂っていても、それらを調理するものに血圧を上げる作用があっては、逆効果になってしまいます。

では、血圧を上げないようにするためには、どんな調味料を選べばいいのでしょうか?

それは、上で説明しているような血圧を上げる成分「ナトリウム」が含まれていないかどうか?ということです。
家庭で手軽に使えて、便利な加工品の「ダシ」ですが、市販品のほとんどがナトリウムを元にしたうま味調味料です。
ダシだけではなく、ポン酢やしょう油などにも同じようなナトリウムが含まれているものもあります。

更に、他の加工品にも含まれている場合が多く、保存料(安息香酸ナトリウム)、発色剤(亜硝酸ナトリウム)などが、それにあたります。

そうなると、市販品で買える調味料が無いのでは?と思われますが、そうでもありません。

最近では調味料も種類が増え、素材や加工などにもこだわったものも多く見かけるようになりました。そんな中でも、「化学調味料無添加」や「グルタミン酸ナトリウム不使用」といった表示のある商品もあります。

以前は、このような商品はオーガニックや健康食品にこだわった一部のお店でしか扱っていませんでした。しかし、最近ではスーパーやコンビニでもよく見かけるようになりました。
それだけ消費者も賢くなり、そういったものを求める人が増えてきたということだと思います。

調味料は家庭で調理する場合、頻繁に使うものです。しかも、一度購入するとしばらくはそれを使い続けることになります。
一般的には、種類が多くどれを買おうか迷った時は、つい安い方を選びがちです。しかし、食生活で病気を改善するためには、少々高くても体にとって良いモノを選んでほしいものです

洋服やアクセサリーなどに比べれば、調味料や食品で高いとは言っても、そんなに値段の差があるものではありません。
それよりも、健康を害して薬剤治療をすることを考えると、医療費の方が高くつくものです。
自分の体の中に入るものは、何よりもこだわりを持って選ぶべきではないでしょうか?

家庭料理で塩分を控えるコツは?

食事

外食は多くの人の好みに合うよう、メリハリのある味付けにしようとするため、味付けが濃くなりがちです。その分、塩分量も多くなります。

それに比べ、家庭で調理すれば塩分を自在に調整することができるので、高血圧を改善するためには、なるべく家庭料理を楽しみたいものです。
そこで、家庭で調理する際に塩分を控えるコツをご紹介したいと思います。

一品だけ、濃い味付けに

塩分を控えると、どうしても味付けが薄くなり、物足りないという人もいるでしょう。
そんな場合は、メイン料理など一品だけ濃い目の味付けにして、他のものを薄味にすると、満足度も高くなります。

塩分の代わりに「酸味」で味付け

また、塩の代わりにレモンやカボス、酢で酸味を効かせたりして、最後にしょう油や塩を振りかけるようにします。そうすると、口に入れた瞬間に適度な塩分を感じられるので、満足感も得られて無理なく減塩ができます。

漬け込みや煮物の、タレの量を減らす工夫を

長時間タレに漬けて調理する照り焼きなどは、焼きながら表面にタレをかけるようにします。そうすることで使うタレの量を減らすことができます。
煮物などにする場合は、砂糖など甘味を抑えることで、しょう油の量も少なくて済みます。

調理で塩分を控えるコツ

  • メイン料理など一品だけ濃い目の味付けにして、他は薄味にする
  • レモンや酢で酸味をきかせて、最後にしょう油や塩を振りかける
  • 照り焼きなどは、焼きながら表面にタレをかける
  • 煮物などは、砂糖などの甘味を抑えるとしょう油も減らせる
そして、何よりも美味しくいただくためには、“旬の食材を選ぶ”ということです

季節毎に収穫される旬の食材には、その時期に必要な栄養素がたっぷりと含まれています。それに、素材自体が美味しいので、調味料をそんなに使わなくても十分美味しくいただくことができるのです。


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