こんな動作が血圧を上げる!日常に潜む危険とは?


血圧を急上昇させる動作

日常生活の中にある血圧を急上昇させてしまう動作に注意。

日常生活の中には、血圧を急上昇させてしまう要素が多くあります。特に高血圧や高齢者の人は、血圧を急激に上げてしまう動作には注意する必要があります

こんな動作が血圧を急上昇させてしまう!

日常の生活の中では、血圧を急上昇させることが多々あります。長時間の車での運転や、大事な会議などでの緊張、仕事のトラブルや人間関係などのストレスによる感情の変化などは、血圧を上げる要因となります。
現代社会には様々なストレスが溢れていますが、体外的な温度変化もストレスとなって、血圧の変動に影響してきます。寒さや暑さなど気温の変化、皮膚への刺激や痛みなどもそうです。

こうしたストレスの多くは、一つだけではなく、いくつかが複合して表れることが多いです。例えば、朝寝過ごしてイライラしながら満員電車に飛び乗ったり、冬の寒いトイレでいきむこともあるでしょう。また、睡眠不足や暴飲暴食などの不摂生や肥満などは、ストレスを増幅させて更に血圧を上げてしまうことにもなりかねません。

血圧を急上昇させる行動

  • 朝、時間ギリギリまで寝ていて、あわてて飛び起きる
  • 朝、急いで駅の階段を上り、電車に飛び乗る
  • 冬など、気温が低いトイレでいきむ
  • 興奮して怒ったり、大声を出したりする
  • お酒を飲んだ後に、お風呂に入る
  • 睡眠不足の状態で重労働をする
  • 冬、外食などで食べ過ぎたまま寒い外へ出る
  • 真夏、汗だくのままエアコンの風にあたる
このような悪い条件が重なれば重なるほど、血圧は不安定になり、その変動も大きくなります。また、血圧だけではなく、血液が血管の中で固まりやすくなることもあります。
特に、動脈硬化が進んでいる場合には、脳卒中心筋梗塞のような命に関わる発作につながることもあるので、大変危険です。

高齢者や動脈硬化が進んでいる人は「立ちくらみ」に注意

立ちくらみ

高血圧や高齢者の人は、急に立ち上がったりすることで立ちくらみを起こすことがある。

高齢者や高血圧の人は、横になっている状態から急に立ち上がると、大幅に血圧が下がり、立ちくらみを起こす場合があります。
横になっているときは、手足や内臓の血管を無理に収縮させる機能は働かないため、血圧は低く安定しています。しかし、急に立ち上がると、一時的に収縮期血圧(最大)は下がり、拡張期血圧(最小)は上がります。

この血圧の変動は、高齢者ほど大きくなることがわかっています。それは、下股の血管反射の働きが鈍くなっているためです。特に、収縮期血圧の下がり方が大きくなり、そのために立ちくらみを起こしやすくなるのです。

立ち上がった時の収縮期血圧の下がり方が15mmHg以上だったり、30秒たっても拡張期血圧が通常の状態まで戻ってこない場合を、「起立性低血圧」といいます。
この起立性低血圧は、ふだん血圧が低い人にだけ起きるものではなく、高血圧の人にも起こります。

起立性低血圧

立ち上がった時の収縮期血圧の下がり方が15mmHg以上、もしくは30秒たっても拡張期血圧が通常の状態まで戻ってこない場合。
血圧が低い人だけではなく、高血圧の人でも起こる症状。

また、動脈硬化が進んでいる人は、このような立ちくらみがきっかけとなって、脳梗塞心筋梗塞を起こす危険性もあります。高齢者や動脈硬化が進んでいる人は特に、横になった状態から立ち上がる際には注意する必要があります。

横になった状態から立ち上がる際は、血圧が変動しやすい!

yajirusi_sita_S2

朝の起床時は、ゆっくりと起き上がるようにする

特に、就寝時など長時間横になっていた状態から起き上がる、朝の起床時はリスクが大きくなります。
高齢者や高血圧の人は、朝目が覚めてもすぐに起き上がらず、しばらくは横になったままゆっくりと起き上がるように心がけましょう。

また、お風呂場での立ちくらみにも注意が必要です。湯船から立ち上がる時に、水圧を受けて収縮していた血管がいきなり広がるため、血圧の変動が激しく立ちくらみを感じる場合があります。
湯船から出るときは、ゆっくりとした動作で湯船の縁に手をかけながら立ち上がるようにしましょう。高温サウナや水風呂、温冷浴などは、血管の拡張と収縮を繰り返し、急激な血圧の変動につながり、危険です。

血圧の変動がおきやすい瞬間

  • 朝の起床時(長時間横になっていた状態から起き上がる時)
  • 入浴時、湯船から立ち上がる時。

血圧の変動や冬のお風呂の入り方などについては、こちらの記事で詳しく説明していますので参考にして下さい。

 

トイレでいきみ続けると血圧を上げてしまう?!

トイレ

トイレでいきみ続けると血圧が上昇する原因となる。

お風呂と並んで、発作などで倒れる人が多い危険な場所がトイレです。
特に寒い冬の時期は、寒冷刺激で血圧が上昇します。更に、和式トイレで「しゃがむ」行為は、腹圧を高めて血圧を上げます。

また、トイレで注意しなければならないのが「いきみ続ける」ことです。排便のためにいきむことで、血圧は4050mmHg上昇します。
トイレでいきむと、お腹の血液が肺から心臓に流れて血圧が急上昇するのです。いきみ続けることで、胸腔内の圧力で肺に戻る血液が少なくなり、心臓の血液量も減少して血圧が下がります。息を吸うと血液は肺に流れますが、肺で一時的にとどまって、更に心臓に流れる血液が減り、いっそう血圧が下がります。
このような状態になると、血流は回復しても、血圧をこれ以上下げないよう末梢血管が収縮したままとなり、いきむ前よりも血圧が高くなってしまうのです。

なるべくトイレでいきむことがないように、日頃からスムーズな排便を心がけるようにすることが大事になります。そのためには、食物繊維の多い食事や、適度な水分補給をすることです。
また、トイレではゆっくりとした動作を心がけるようにしましょう。寒い時期や夜中のトレイは、温度差をできるだけなくすようにするといいでしょう。

このような日常生活の中での動作によって血圧を上昇させてしまうリスクは、たとえ降圧薬を服用していたとしても小さくすることはできません。
薬を飲んでいるからと安心せずに、日頃から血圧の変動を大きくするような動作には注意することが大切になるのです。


サブコンテンツ

数値が気になる方に!おすすめのサプリランキング

ranking01
ranking02
ranking03

血圧を改善する!おすすめの記事

お酢

毎日食べたい「血管に良い食べ物」とは?

Tweet血管の老化は、動脈硬化を引き起こす大きな要因となります。 また、血圧が高くなる原因には、血液の汚れに・・・

コメントなし
byouin

白衣高血圧を克服する方法は?

Tweet家庭で血圧を測定すると正常なのに、病院では血圧が高くなってしまうという人がいます。これは、医師や看護・・・

コメントなし

血圧を短時間で下げる「3つの呼吸法」とは?

Tweet病院などで血圧を測定すると、家庭よりも血圧が高くなる人もいます。それは、緊張によって血圧が上がるため・・・

コメントなし

スポンサーリンク