血圧を上げないための「生き方」とは?


高血圧や生活習慣病を引き起こす根本の原因には、ストレスが深く関わっていると考えられます。血圧を上げないためには、ストレスを抱えないように無理をしない生き方を心がけることが大切です。

ストレス

ストレスが高血圧や生活習慣病を引き起こす!

ストレスがかかることで血圧は、いつもより収縮期で20~30mmHg程上昇してしまいます。これはストレスによって交感神経が活発になるためです。

交感神経は昼間の活動によって活発に働く神経です。緊張や不安、怒り、イライラなどの精神的ストレスによっても活動が活発になります。緊張や怒りなどで心臓がドキドキして鼓動が速まることで、血管を収縮させ、腎臓のナトリウム排泄作用が低下するために血圧が高くなるのです。

また、ストレスで交感神経の緊張が高まることで、ノルアドレナリンという興奮性のホルモン分泌が盛んになります。
更に、副腎髄質からもノルアドレナリンやアドレナリンの分泌が促進されます。これらのホルモンが細動脈を収縮させ、血圧を上げることになるのです。

一時的なストレスによる血圧の上昇は一過性で、高血圧が長期間続くことはありません。しかし、ストレスを溜め込むことで、血圧が下がりにくくなるため、慢性的な高血圧となる可能性があります。

また、ストレスは血圧を上げるだけではなく、コレステロールも増やしてしまうのです。

ストレスを感じる

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交感神経が活発になる

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血圧の上昇やコレステロールの上昇

高血圧になりやすい性格とは?!

ストレスは様々な病気の要因ともなりますが、ストレスを起こしやすい性格というのもあります。
同じ強さの刺激を受けても、ストレスを起こしやすい人と、そうでない人がいます。これはその人の性格の違いによるものです。

ストレスを起こしやすい性格というのは、高血圧になりやすい性格ということが言えます。

高血圧になりやすい性格のタイプ
  • せっかちな性格
  • 目標に向かって常に懸命に邁進する
  • 競争心や攻撃傾向が強い
  • イライラしやすく落ちつきに欠ける
  • 責任感が強い

のんびりした性格の人に比べて、せっかちな性格の人ほどストレスを感じやすいといわれます。
また、せっかちな性格と高血圧が重なると、血液の凝固性を高めるため、心筋梗塞になるリスクが高まるという報告もあります。

自分が「せっかち」だという認識がある人は、なるべくゆったりした気持ちで、「のんびり」をモットーにすることで、高血圧を防ぐことにつながるでしょう。

リラックス

ストレスを抱えないためには?

人は生きていく上で、ストレスの中での生活を余儀なくさせられています。誰でも多かれ少なかれストレスは感じているものです。
そんな毎日の中で、いかにストレスを解消するかが、無理をしないで生きるための課題となるのです。

生活環境や仕事によっても、ストレスの感じ方は人それぞれ違ってきます。
ストレスをうまく解消するのは簡単なことではないかもしれません。しかし、ストレスを蓄積させないことで、軽減することはできます。
そのためにも、日ごろの生活の中で、自分が心身共にリラックスできる時間を持つことが大切になります。

平日は仕事で忙しくても、休日は家族や友人と過ごしたり、スポーツをしたりして、自分自身のための時間を持つことです。また、心の中にあることを日記に書いたり、映画やテレビを見て大笑いすることも心の緊張を解きほぐす手段となります。

ストレスを和らげるリラックス法

  • 家族や友人と過ごす時間を大切にする。
  • スポーツをするようにする。
  • 自分のための時間を持つようにする。
  • 考えていることを日記に書いて見る。
  • 笑える映画やテレビ番組を観る。

高血圧を改善するには「柔軟さ」も必要?

生まれつきの性格はそう簡単に変えることはできません。しかし、人からの助言やアドバイスを聞き入れる「柔軟さ」というのは、病気を改善する近道ともなります。

人は年齢を重ねれば重ねるほど、気持ちが頑なになりがちです。これまで習慣となっていたことを変えることも、そう簡単にはできなくなります。
高齢になると、食生活を変えることを頑なに拒むようになります。それはそうですよね、自分が好きで今まで食べてきたものなんですから。いきなり「それは体に悪いから」と言われても、すんなりと納得できないものです。

私の父親も例外に漏れず、相当頑固な高齢者の一人です。今まで「玄米が体にいいから」と言い続けてきましたが、「硬くて美味しくない」「白米が好きだから」という理由で、聞き入れようとしませんでした。
最初の動脈瘤破裂の手術をした後でも、好きなお酒を止めることはありませんでした。

しかし、今回の二回目の動脈瘤破裂の手術をしてからは、お酒も止めて主食を玄米に変えることにしたのです。禁酒は病む終えずという理由からですが、玄米食は自ら変えることに決めたのです。

玄米

そうしてしばらく玄米を食べ始めると、腸の調子も良くなり、空腹感が無くなったため間食をすることも減りました。体調の変化は本人が一番実感していることだと思います。
結果的には、術後三ヵ月後のCT検査で、血管の状態がかなり良くなり、手術で処置が必要とされていた動脈瘤が小さくなっていたため、予定していた手術をしなくて良くなったのです。

ここまでの変化というのは、一回目の動脈瘤破裂の手術後にはなかったことです。おそらく今までと同じ生活をしていたら、このような嬉しい変化はなかったと思います。

これは明らかに食生活の改善による結果だということが言えるでしょう。それも、本人自らが「禁酒」や「玄米食への切り替え」を受け入れたことからなるものです。

このようなケースから私が言いたいのは、「禁酒」や「玄米食」で病気が治るということではなく、変化を受け入れる「柔軟さ」が大切だということです。

家族や友人などから、せっかく良いアドバイスをもらっても、本人がそれを受け入れなければ変化はありません。
時には外からの意見を受け入れてみる「柔軟な気持ち」も必要なのではないでしょうか。

もしかすると、そんな気持ちの変化が、病気を改善する近道となるかもしれないのです。


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