血圧を下げる「間違った知識」- 誤った情報に要注意!


巷では、健康に関する情報があふています。

テレビや雑誌、芸能人が使っているというだけで、その商品を信頼してしまうという人もいます。それが本当に効果があるかどうかというのは、正直疑問を抱くものも多くあります。

テレビのCMで頻繁に出るからといって、それが健康に良い食品とは限りません。
ましてや、病院で勧められたからといって口にしていたものが、実はまったく逆効果になることもあるのです。恐ろしい話に聞こえるかもしれませんが、これが真実なのです。

正しい知識を身に付けることは、自分自身の健康にも大きく関係してくる大事なことです。
安易に根拠のない情報を鵜呑みにするだけでなく、本当にそれが効果があるのかどうか?自分自身で確認してみることも大切です。

テレビ

「テレビに出ていた」や「ネームバリュー」で、つい安心してしまう。時には疑ってみることも大事。

高血圧に関する、一般的に考えられている「誤った知識」について調べてみました。

牛乳でカルシウムが補えるというのは間違い?

高血圧の人は、血圧を下げるためにカルシウムを多く摂るように言われます。カルシウムを摂ることによって、血液中のナトリウムを体外に排出する働きがあるからです。
これは、血圧を下げるお薬「カルシウム拮抗薬」の働きと同様です。

これによって血圧が下がることにつながります。

カルシウム拮抗薬の作用

そこで、牛乳でカルシウムを摂取するということは、医療機関でも勧めていることです

確かに、私の父も「病院で牛乳を飲むよう勧められた」という理由で、以前は毎日のように牛乳を飲んでいました。
しかし、今は一切牛乳を飲まなくなりました。それは、「牛乳でカルシウムが補える」ということが間違いだったと気づいたからです。

しかも、牛乳を飲むことで逆にカルシウム不足となる可能性もあるのです。

牛乳にカルシウムが含まれいることは確かです。しかし、それ以上に多くの「リン」が含まれています。リンはカルシウムを体外に排出する作用があります
牛乳をいくら多く飲んでも、牛乳に含まれるカルシウムはリンとともに流れ出してしまうのです。それだけではなく、牛乳に含まれているリンによって、元々体内にあるカルシウムまで奪ってしまうのです。

牛乳に多く含まれる「リン」がカルシウムを体外に排出する。そのため、牛乳を飲んでカルシウム不足になる場合もある。

ちなみに、古くから牛乳を飲む習慣があった欧米人は、日本人と比べて「骨そしょう症」の発生率が高いという報告があります。
また、牛乳を飲むようになった現代の日本では、牛乳を飲んでいなかった昔の人と比べて、カルシウム不足で骨が弱くなったと言われています。

牛乳と血圧の関係については、以下の記事に詳しくまとめています。

マーガリンは「植物性」だからヘルシー?

マーガリンやサラダ油などに含まれているのは、トランス脂肪酸です。これは、人体に悪い影響を及ぼすということで、欧米などでは問題視され、使用が禁止されている国もあるのです。

米食品医薬品局(FDA)は、トランス脂肪酸の原因となる油脂の使用を、3年後に原則禁止することを決めた。大量に摂取すると心臓疾患などのリスクを高めるとされるトランス脂肪酸の削減が目的だ。

トランス脂肪酸をめぐっては、世界保健機関(WHO)が10年以上前に減らすよう勧告しており、日本の食品メーカーでも削減対策が進んでいる。

出展:産経ニュース「米で「トランス脂肪酸」禁止 削減対策進む国内企業

しかし、何故か日本では未だに、普通にマーガリンがスーパーなどに並んでいます。一番驚いたのは、病院食でもパンと一緒にマーガリンが出されていたことです。

butter

米国では禁止される「トランス脂肪酸」を多く含むマーガリンが、日本では病院を含め、普通に使用されている。

テレビのCMなどでは、植物性でヘルシーなイメージで宣伝されているので、勘違いしている人も多いようです。実際、私の両親も数年前までは普通にマーガリンやサラダ油を使っていましたから。
このような油を摂っていたのでは、いくら他に体にいい物を食べていても効果はないでしょう。

トランス脂肪酸は、自然界には存在しない人工油です。このような油が人体に入ることで、血管内で正常な代謝ができなくなり、血管の老化を早め、動脈硬化を引き起こすことになるのです。
ましてや、高血圧の人にとっては、悪い脂質が血管を痛める原因となり、血圧を上昇させることに繋がるのです。

高齢者の情報の中心はテレビと新聞と病院

私の父は、二度の動脈瘤破裂という大きな障害を経験して、ようやく今までの食生活を本格的に見直すことになりました。それも、私が正しいと思って集めた情報を、父に伝えることから始まったのです。

人は、年をとるごとに主張が強くなり、頑固になっていきます。今まで自分が正しいと思ってやってきたことを、いきなり否定されてもそうそうに受け入れることは難しくなります。

しかし、父の場合はそうも言ってられない状態でした。次にもまた別の動脈瘤を処置しないといけないという事実が待っていたからです。
高齢で大きな手術が続くのは、体に相当な負担がかかります。しかも、必ず成功が約束された手術でもありません。こういう背景もあって、人の意見にも聞く耳をもったのでしょう。

しかも、私がアドバイスして実際に摂り入れてきたことで、確実に体の調子が良くなっていきました。それは本人が一番実感していたことです。

人間は、少しでも良い結果が出ると、その先へも進んでみようという気になるものです。それからは、私が読んで良かったと勧めた本なども、積極的に読むようになりました。
それまでの両親の食に関する知識といったら、主にテレビや新聞で得たものが多かったのです。

あとは、やはり病院の医師からアドバイスされたことは完全に信用しきって受け入れていました。

病気の原因

高齢者の健康に関する情報は、テレビや雑誌、医師からの情報がほとんど。

健康に関する情報はどこから仕入れたいいのか?

私の両親もそうですが、病院で医師から言われたアドバイスは全て正しいものだと思っていました。

しかし、現在の日本の医師は、しっかりと栄養学を勉強している人はわずかだというのが現状です。
中には、栄養学の知識を持って、玄米食などを病院食として取り入れているところもあります。ただ、残念ながら、そのような医療機関は全体的にはほんのわずかです。

では、どうやって健康に関する正しい知識を仕入れたらいいのでしょうか?

私が父の動脈硬化を改善するために得た知識は、経験に基づいた実例を上げている書籍や、実証のある医師などが書いた本などを参考にしてきました。
テレビなどのメディア情報は、背景にスポンサーがついているということが前提になります。本当の意味で良いモノを勧めているのかどうか?というところで疑問が沸くものもあります。

ネットやSNS上に出回る情報も、今は誰でも手軽に情報を公開できるという点ではいいのですが、裏を返せば、その情報に対して「責任を負わなくてもいい」ということがあります。
現に、すぐ現れて消えていくサイトやブログなどが多数ありますよね。

あとは、自分が実際に知っている身近な人で、信頼できる人からの情報です。
その場合、その人が健康的に暮らしているのか?ということも参考にしています。これは、化粧品売り場で肌がキレイな人から勧められたら、「つい信用して買ってしまう」という衝動に近いかもしれません。

高齢者

実際に病気を克服した人や、毎日健康で、いきいきと暮らしている人の話しは参考になるかもしれない。

いくら化粧品の知識を広げられても、実際使っているという人が肌荒れをしていたら、その商品に説得力がないですよね。

今は色々なところで様々な情報があふれています。どの情報を選択していくかというのも、健康に暮らしていくために必要な一つの条件になるのではないでしょうか。


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