年をとると血圧は必ず高くなる?


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高血圧は、加齢と共に動脈硬化が進行することで起こります。
では、年をとると誰でも高血圧になってしまうのでしょうか?

70歳以上になると75%が高血圧?!

高齢者になると高血圧症患者になる人が多くなるのは事実です。厚労省の国民栄養調査によると、「70歳以上の約75%は高血圧症」だと報告されています。
高齢と高血圧の関係については、加齢による体全体の老化が、血圧を上昇させると考えられています。

しかし、高血圧は老化現象が原因だとは言い切れない面もあります。それは、70歳を超えても血圧が上昇せずに正常値のまま、という人も大勢いるからです。
また、世界的に見てみると、極端に塩分摂取量が少ない民族や、文明のストレスにさらされていない未開地の人々には、年齢に関係なく高血圧症になる人がいないとさえ言われています。

年をとると誰でも高血圧になるかと言うと、必ずしもそうではない場合もあるということなのです。

血管や内臓器官の老化が血圧を上昇させる

動脈硬化の血管

人は誰でも歳をとると、体の様々な部分に老化現象が起こってきます。その老化のスピードや程度には個人差がありますが、血管が老化すれば動脈硬化によって血圧は上昇します。
また、血圧と関係の深い心臓腎臓が老化すると、その働きも低下するため、必然的に血圧も高くなります。

高血圧自体は老化と直接的には結びつかないとしても、血管や内臓器官に老化現象が起これば、互いに影響し合い、結果的に血圧を上昇させることに繋がります。

加齢と血圧の関係

誰でも歳をとると、血管も老化して、動脈硬化が進行していきます。加齢と共に血管はだんだん硬くなっていくのです。また、血管の内腔も狭くなっているため、体のすみずみまで血液を送るためには、より強い圧力が必要となります。そのため血圧が上昇して、収縮期の血圧が高くなるのです。
しかし、弾力性がないため、血液をためたり押し込めたりできず、拡張期の血圧は逆に下がってしまいます。

高齢者の血圧は、歳と共に収縮期の血圧が上がっていき、拡張期の血圧は下がっていきます。このように、上と下との差が広がっていくのが、高齢者の血圧の特徴です。ですので、この血圧値の上下の差が広がるほど、動脈硬化は進行しているということになります。

高齢者の血圧は変動しやすい

血圧が変動しやすいのも高齢者の特徴です。例えば、急に立ち上がったりすると、脳への血流が減少して立ちくらみを起こす「起立性低血圧」を起こす場合があります。
また、食後にも低血圧を起こしやすく、めまいやふらつきが起きることがあります。これは、食物の消化のために血液が使われて、脳への血流が少なくなるためです。

更に、高齢者の場合は入浴後にも血圧が低下しがちです。特に高血圧の人は血圧の変動が大きくなるため、食後すぐの入浴は控えるようにしましょう。なるべく食事前に入浴するか、食後2時間程経ってから入浴するようにするのがいいでしょう。

高血圧は何歳ぐらいから気をつけるべきか?

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高血圧を発症しやすい年齢、いわゆる「高血圧年齢」については、体質や生活環境などによっても個人差があります。一般的には、30歳以降になると、年齢と共に血圧が高くなる傾向があります。

しかし、「トラッキング現象」といって、若い時から血圧が高めの人は、歳をとってから高血圧になりやすいことが分かっています。また、両親もしくは一方が高血圧の場合、遺伝的に子供も高血圧になる可能性が高くなります。
このような場合は、若い頃から血圧管理に注意する必要があります。
若いからと油断せずに、日頃から血圧を上げるような生活習慣には気をつけて、なるべく早目の血管ケアをすることが大切です。

将来、高血圧になるリスクは誰にでもある?!

一般的に、男性は30歳を過ぎてから、女性は閉経期以降に血圧が上昇しやすくなります。

加齢は全ての人に起こることで血管は老化していくため、将来的に高血圧になるリスクは誰にでもあるのです。
そのため、なるべく早いうちから血管ケアを意識することが大切です。血圧を上昇させるような生活習慣を改善するには、早ければ早い方がいいのです。

若いうちから血管ケアを意識した生活は、将来の健康へと繋がるのです。


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