翌日の臭いも気にならない?黒にんにくの美味しい食べ方
スタミナ料理として知られるにんにくですが、食べた後の臭いが気になりますよね?
「疲労回復ににんにく料理を食べたいけれど、翌日の臭いが気になる」という人も多いのではないでしょうか?
そこで、食べた後の臭いを気にせず食べられる、にんにくの発酵食品「黒にんにく」の美味しい食べ方についてご紹介します。
目次
「黒にんにく」は食べた後も臭くない?

純黒にんにくをスライスしてサラダにトッピング
「黒にんにく」は生にんにくを長時間発酵・熟成して作られる発酵食品です。
にんにくは生の状態だと刺激臭が強く、食べた後もしばらく口の中に臭いが残ります。
しかし、黒にんにくは熟成発酵する過程でこのニオイ成分が変化して、にんにく特有の臭いが無くなります。
そのため、日中や仕事の前日でも臭いを気にすることなく食べることができるのです。
臭いを気にせず「黒にんにく」を美味しく食べる

純黒にんにくのスライスをパンにトッピング
食べた後の臭いが気にならない黒にんにくは、朝食や昼食のメニューにも活用することができます。
ちなみに私が気に入っている食べ方は、サラダにトッピングしたり、パンと一緒にホットサンドの具材としてのせる食べ方です。
黒にんにくはそのまま食べてもドライフルーツのような甘味で美味しいですが、ハムやチーズ、野菜との相性もいいので、パンにのせて食べても合います。
朝食にヨーグルトを食べるという人は、フルーツのように黒にんにくをトッピングして食べるのもおすすめです。
また、黒にんにくは冷凍して凍らせて食べることもできます。冷凍しても中身は硬くなりません。シャリシャリとした食感がアイスのようで美味しく食べることができます。
暑くなる夏のデザートとして黒にんにくを冷凍しておくのもいいですね。
黒にんにくを毎日食べて期待できる高血圧改善効果とは?
食べ物で病気を改善するためには、継続して食べることが大切です。
黒にんにくも毎日食べ続けることで、その効果を実感することができます。
黒にんにくを食べることで期待できる高血圧の改善効果は、コレステロールの減少や血栓予防など、血管を強化する作用によるものです。
これらの作用は、にんにくに含まれる有効成分が、発酵された黒にんにくで飛躍的に増加して強化されるためです。
- S-アリルシステイン
血行を促進したり血管を強化する効果が高まる - シクロアリイン
血中のコレステロール減少、血栓予防、血液をサラサラにして動脈硬化を改善する効果が高まる - アリシン、アホエン
血管にできる血栓の発生を予防、血液中のコレステロールの吸収を抑えたり血液の凝固を防ぐ作用で血液をサラサラにしてくれます。 - ジメチルトリスルフィド
小板凝集能抑制効果や血液凝固能抑制の効果により、動脈硬化を予防する。 - スコルジニン
毛細血管を拡張して、血行促進や高血圧を抑える働きがある。
「黒にんにく」どれくらい食べたら効果を実感できるのか?

黒にんにくは毎日継続して食べることでその効果を実感できる
このように高血圧の改善にも優れた成分が豊富な黒にんにくですが、その効果を実感するためにはどれくらい食べるのがいいのでしょう?
摂取量の目安としては1日1片ですが、高血圧や動脈硬化などの問題がある場合には、朝晩で2片程食べるといいでしょう。
高血圧や動脈硬化を改善するためには、毎日継続して食べ続けることでその効果も期待することができます。
よく購入したきり、食べ忘れてそのままだという人もいます。食べ忘れないためにも、毎日決まって食べるメニューや、調味料に黒にんにくを使う食べ方もおすすめです。
黒にんにくをスライスしてしょう油に入れておくと“黒にんにくしょう油”ができます。味にコクが出るので少量でも美味しくなり、塩分摂取量も減るので高血圧の人にはいいですね。
このように、黒にんにくは意外と料理にも応用できるのです。
継続して食べ続けるためにも、自分好みの美味しい食べ方を是非見つけてみて下さい。