食後は血圧が下がる? – 食後の低血圧に要注意!


血圧は一日の中でも常に変動しています。そして、食事の後は一時的に血圧が下がりやすくなります。
どうして食後は血圧が下がるのでしょう?また、血圧が下がることで日常生活に問題はないのでしょうか?
今回は、食後の血圧の変動と、注意しなければいけないことについて紹介します。

食後の血圧はどう変動する?

食事

食事の後は、食べ物を消化するのに血液が使われるため、脳への血流が少なくなります。また、副交感神経を活発にさせるため、血圧が一時的に低下します。
そのため、食後30~90分の間は低血圧を起こしやすい時間帯になります。

低血圧は高血圧と違い、血管への圧力が低いため血管への負担はかかりません。しかし、めまいや立ちくらみなどの症状が起こることもあるので、注意が必要です。

低血圧とは?

  • 血圧が慢性的に高くなる「高血圧」に対して、「低血圧」は低い血圧が続く状態。
  • 一般に、収縮期血圧が100mmHg未満、拡張期血圧が60mmHgの場合。

食後の血圧の変動は、普段の血圧が高めの人でも同じです。
特に高齢者は血圧の変動が起こりやすく、めまいやふらつきが起こることがあるので注意が必要です。

食後の「低血圧」に注意する

食後の入浴

血圧の変動が起きやすい高齢者や高血圧の人は、食後すぐに入浴しないように気をつける

このように食後は低血圧を起こしやすいため、注意したいことがあります。
それは、食後すぐに入浴することです。特に、血圧の変動が起きやすい高齢者や、高血圧の人は気をつける必要があります。

食後、血圧が下がっている状態で入浴すると、更に血圧が下がり過ぎて血圧の変動が大きくなります。
そのため、脳梗塞を起こす危険性があります。
降圧薬を飲んでいる場合も、同様に血圧が下がるため注意する必要があります。

飲酒・飲食直後の入浴に注意
高齢者や高血圧の人は血圧の変動を大きくしないために、食後は2時間以上経ってから入浴するようにする。

参考:書籍「高血圧のすべてがわかる本」

飲酒後すぐの入浴は危険?!

飲食後の入浴は避ける

飲酒後すぐの入浴は、血圧の変動が大きくなり脳梗塞を起こす危険性がある。

また、お酒を飲む人は、飲酒後すぐの入浴は避けることです。
お酒を飲むとアルコールによって血管が拡張し、血流が良くなることでいつもより血圧が下がります。
そのため、血圧が下がり過ぎて血圧の変動が大きくなり、脳梗塞を起こす危険性があります。

お酒を飲んだ後は、一時的に血圧は下がります。しかし、酔いがさめてアルコール濃度がうすくなると、血圧は上がります。
たまに、「お酒は血圧を下げるので、高血圧でも大丈夫」と、勘違いされる方がいます。
確かに、お酒は一時的に血圧を下げますが、長い間飲み続けることで、高血圧や不整脈を誘発する原因となります。そのため、毎晩のように晩酌していると、血圧の変動を繰り返すことになり、慢性的な高血圧となります。
また、多量の飲酒は、高血圧の影響を加速させて動脈硬化を起こす原因となるため注意して下さい。

参考:書籍「高血圧のすべてがわかる本」

血圧とお酒の関係については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、参考にして下さい。

血圧の変動が起こりやすい時

血圧変動が起きやすい時

高齢者は血圧変動が起きやすいため、急に立ち上がったりすると低血圧となり、めまいや立ちくらみを起こす場合がある。

血圧は常に変動していて、生活の中の動作によっても変わります。
例えば、座っている状態から急に立ち上がると、急な血圧低下で低血圧となり、めまいや立ちくらみを起こす場合があります。
一日の中で、以下のような時は低血圧を起こしやすくなるので、気をつけて下さい。

低血圧を起こしやすい時

  • 急に立ち上がった時
  • 長い間、立ったままの状態の時
  • 食後、30~90分の間
  • 入浴後

特に高齢者は、血圧の変動が起こりやすくなるので注意が必要です。
高齢者の場合、下股の血管反射の働きが鈍くなっているため、特に収縮期血圧(最高血圧)の下がり方が大きくなります。そのため、横になっている状態から立ち上がる時に、立ちくらみやめまいを起こすことがあります。

更に、動脈硬化が進行していると、血圧の変動が起こりやすくなります。そのため、急な血圧変動がきっかけとなり、脳梗塞心筋梗塞を起こす危険性もあります。

血圧の変動が起きやすいタイプ

  • 高齢者
  • 動脈硬化が進行している人

参考:書籍「高血圧のすべてがわかる本」

また、行動や時間帯だけではなく、気温の変化や精神状態によっても、血圧は変動しやくなります。
ストレスや緊張状態が続くことで、血圧の変動が大きくなる場合もあります。

普段の生活の中で、血圧の変動が大きくなる原因については、こちらの記事で紹介していますので参考にして下さい。

血圧は一日の中でも常に変動しています。
どんな時に血圧が変動しやいのかを意識しておくだけでも、発作や事故を防ぐことにつながります。
食後は血圧が低下して、「低血圧になりやすい」ということを意識しておくといいでしょう。


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