内臓脂肪を減らす食生活の改善 – 今すぐできる3つの方法

高血圧も糖尿病も、メタボが原因で起こる生活習慣病のひとつです。メタボを改善するためには、まずはお腹周りの脂肪を減らすことが効果的です。

腹囲についた脂肪は、余分な「内臓脂肪」です。これを減らすだけでも、血圧を下げることができます。では、この余分な「内臓脂肪」をとるためには、まず何をしたらいいのでしょうか?
食生活を改善するには、まずは「すぐにできること」からはじめることをお勧めします。

お腹

高血圧もメタボも、内臓脂肪を減らすことが大切。

余分な内臓脂肪を減らす方法とは?

内臓脂肪を減らす一番簡単な方法は、食生活の改善です。

内臓脂肪は、「溜まりやすい」が「減らしやすい」ものでもあります。体重を減らして最初に減るのが内臓脂肪です。ですので、内臓脂肪を減らすためには、まずは体重を減らすことが効果的です。

ダイエットには挑戦するけど、なかなか体重が減らない。という方も多いと思います。しかし、普段の食生活を少し改善するだけで、案外すんなりと体重を減らすことはできるのです。

内臓脂肪は、溜まりやすいが減らしやすいもの。普段の食生活の改善は、無理なくすんなり痩せるコツ。

そこで、体重を減らすために今すぐにできる、食生活の改善方法をご紹介したいと思います。

食生活を改善する、今すぐできる3つの方法

「体重を減らす」という目的の場合、「すぐにできること」のはずなのに、なかなか実行できていないという人が多いようです。

「つい食べ過ぎる」を防ぐ

動脈硬化になりやすい人

体重を減らすのは、自分次第。難しいことではないはず。

まず実行してほしいのが、「お腹一杯になるまで食べない」ということです。

メタボになりがちな人でよく見られるのが、毎回の食事でお腹一杯になるまで食べてしまう人が多いということです。
これは私の両親もそうですが、いつもそのような食べ方をしているので、少しでも食べる量が減ると、満足できないのです。

高齢者の人は特に、代謝能力が下がってくるので、若い頃と同じように食べていたのでは、「代謝」と「消化」のバランスが追いつきません。従って、消化しきれずに残ったものが「内臓脂肪」として蓄積されていくのです。

「代謝能力」は、高齢者になるほど落ちてくる。
若い頃と同じ食べ方では、内臓脂肪がどんどん増えていってしまう。

食べ過ぎを防ぐために気をつけたいこととして、「主食」でお腹一杯にしないということです。
例えば、「ラーメンと炒飯」や、「パスタとパン」などの「主食を重ねて摂る」ことです。このような食べ方は、カロリーオーバーになり、栄養のバランスも偏りがちになります。

食べ過ぎを防ぐためには、なるべく主食を控えて、野菜などの副食の割合を増やすようにしましょう。

「早食い」をしない

肥満になりがちな人に多い食べ方が、「早食い」です。これも私の父がそうでした。

同じものを同じように食べているのに、決まって一番最初に食べ終えるのが父です。
女性はとくに「おしゃべり」しながらの食事になる傾向があるので、その分食べ終えるのが遅くなります。女性に比べて男性の方が早食いの傾向が強いようです。しかし、それにしても父はとくに食べるのが早かったのです。

早食いが肥満になりやすい、その原因は「よく噛んでいない」ことにあります。

食欲を抑えるのは難しいかもしれませんが、「早食い」は意識すればすぐできることです。
早食いする食べ方は、脳に「満腹感」を伝える前に、胃の中に食べ物が入ってしまっている状態です。ですので、常に食べ過ぎてしまうのです。

早食いを防ぐためには、「意識して一口30回以上噛む」ということを心がけることです。これを実行するだけで、食べるスピードは当然落ちていくので、自然に食べ過ぎを防ぐことができます。

1回口に入れた食べ物は、最低でも30回以上噛むようにする。

「別腹」をやめる

これは特に女性に多いようですが、食後にデザートなどの甘い物を食べることです。
食べ過ぎの言い訳としてよく使う「別腹」ですが、これは確実にカロリーオーバーとなります。食後にお菓子などの甘いデザートを食べたいところをぐっと我慢して、お茶だけで済ますようにしましょう。

また、「もったいないから」といって、残ったものを全て食べてしまうのも、食べ過ぎを防ぐためには避けたい行為です。
しかし、せっかく作ったおかずなどが余ると確かにもったいないと思いますよね。そんな時は、明日のおかずにとっておくなどしておくと、作り置きも増えて楽ですね。

要は、「もったいない」よりも「食べ過ぎない」ことを優先するよう心がけることが大切なのです。

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